「ゆいの森あらかわ」の公式サイトがリリースされてました
荒川区の公式サイトから、「ゆいの森あらかわ」の公式サイトがオープンされたという発表がありましたね。
www.yuinomori.city.arakawa.tokyo.jp
クリックするとこちらへ飛びます。
開館記念イベントについて、あらかわ区報では講演者の氏名だけだったのが、演題や申し込み方法まで情報が出てますね。
まだオープンしたてなので情報は少なめですが、これからはゆいの森に関して荒川区サイト内をしらみつぶしに探す必要はなく、こちらのサイトにまとめられてくるのかなと思います。
モヤモヤさまぁ〜ずに出てた「株式会社ROOM810」さんに突撃して町屋トークしてきた話の後編「TOKYO L.O.C.A.Lプロジェクトとは」
こちらの続きです。
ROOM810さんの、街をワクワクさせるような取り組みについて。
TOKYO L.O.C.A.L プロジェクト
先に申し上げると、ROOM810さんのこれまでの事業とか会社説明的なお話はほとんどしていません。笑
ただただ町屋の街に対する偏愛なお話と、町屋及び荒川区を活性化させる「TOKYO L.O.C.A.L」プロジェクトに関するお話がメインでした。
これが楽しかった。ホントに楽しかったのです。
TOKYO L.O.C.A.L プロジェクトとは?
ROOM810さんの掲げるTOKYO L.O.C.A.Lプロジェクトを一言で表すと、
「東京で一番ローカルな街である荒川区を盛り上げるため、住む人・働く人・来る人・繋がりを増やす」一連の活動となります。
"東京で一番ローカル"という表現には、おそらく昼夜間人口比率の低さが念頭に置かれています。
そういえば、荒川区の地域メディアである荒川102でも、同様の言及がありますね。
東京でもっとも昼夜の人口比の少ない区、あらかわ。
(荒川102サイトより)
昼夜間人口比率の低さは、通勤通学による他自治体からの流入者の低さ・他自治体への流出者の多さが要因となります。
言い換えれば、区内には昼間過ごす場所=働く場所・学ぶ場所が少ないということですね。
ベッドタウン的な性格が強いということ。
しかしこの事実こそアイデンティティとし、カウンター的な発想により街を盛り上げていこう、という気概をお持ちです。
要は、「昼夜間人口比率が低い街。。。」と表現するのはネガティブに感じますが、「東京で一番ローカルな街!!」と表現すればポジティブな印象ですよね。
ポジティブなところに人は集まるのです。
盛り上げるための4ルート
では、いかに街を盛り上げていくのでしょうか。
そして、盛り上げるとはどういうことでしょうか。
それがこちらに表現されています。
住む人を増やし、働く人を増やし、来る人を増やし、繋がりを増やすこと。
どうやって?
デザインの力をもって。
製造業×デザインの可能性
荒川区はモノづくりが盛んです。
区役所でも、モノづくり産業を前面に押し出した施策をいくつも実施しています。
ただ、いくら優れた技術があろうと、その魅力を効果的な方法でアピールできなければ、収益を上げることはできません。
ROOM810の方の表現を借ります。
例えば優れた金属加工の技術を持った工場と職人さんがいたとしましょう。
それまでは製造用機械の部品を集中的に作っていたけど、これからはそれだけでは食っていけない、、、そうだ、アクセサリーも作ってみよう!...と考えたとする。
そんな彼らが製作を開始した、薄く軽く、それでいて頑丈な、機能性については申し分ないバングルが、果たしてすぐに売れるでしょうか。
もちろん、答えは否でしょう。
"下町の職人が作った機能性の高いアクセサリー"という事実だけでは、人の心にリーチしないわけです。
でも、そこにデザインの力を最大限に活用すれば?
ROOM810さんは、そのためのソリューションとなる「デザイン思考」を持っています。
具体例を見てみましょう。
例えばROOM810さんは、定期的に絵ハガキを作成してお客様に送るという習慣があるのですが、2015年春の絵ハガキがこちらです。
町屋の街をイラストでまとめた地図、 「MAD CITY MACHIYA」。
魅力を紹介するために必要な数多の言葉や写真よりも、もっとずっと単純に視覚的に直感的に、「行ってみたいな」「面白そうだな」と思わせる力を確かに感じます。
彼らはそんなデザインの力を、地元製造業を始めとする地場産業を活性化させるツールとして使いたいと考えているわけです。
(デザインの力で街を活性化する)
もちろんROOM810さんも私企業なので、慈善事業をしているわけではありません。
それでも、拠点としている町屋や荒川区の街を盛り上げたいというマインドには、紛れもなく公共的なものがあると感じます。
「千代の湯」の廃業とONE HEART SHOWER
TOKYO L.O.C.A.Lプロジェクトの中で、象徴的な活動があります。
それは、廃業してしまった銭湯を惜しんでの、「ONE HEART SHOWER vol.20」です。
ONE HEART SHOWERというイベント自体は、東北復興支援のために定期開催しているパーティです。
皆さんがお酒を飲んでくれたその収益金を貯めて、ROOM810が定期的に東日本大震災の被災地へ行き、 被災地の方が無償で楽しめるイベント(居酒屋・駄菓子屋・炊き出し・ライブなど)を実施しています。
(ROOM810公式サイトより)
そのONE HEART SHOWERを、ここで行ったのです。
(こちらのサイトより)
町屋一丁目に「千代の湯」という銭湯がありました。
浴室付き住戸があまりに一般的となった今、公衆浴場が生き残ることは難しくなってきています。
でも、本来の目的である公衆衛生的な機能だけではなく、コミュニティを温めるサロン的空間という役割も銭湯はずっと担ってきており、今後ますます希薄化が進む地域社会にとって重要性を有する施設であるとも言えるわけです。
千代の湯は廃業を決めてしまいましたが、それを惜しんだROOM810のみなさんは、
「ここにこんな素晴らしい場所があった」
という記憶を広く焼き付けてもらうため、ONE HEART SHOWERを千代の湯で実施したのです。
それが2014年11月のこと。
そして千代の湯は一夜限りではありますが、再び人々の集う場となりました。
(当日の様子)
また、その縁が繋がって、「千代の湯最後の営業」というキャンペーンもされたようです。
ROOM810さんの強い関心は地域にあり、そして実際に信頼を得つつあることがうかがえるエピソードです。
繋がりの拠点「TOKYO L.O.C.A.L LOUNGE」
ROOM810さんが決定的に魅力的なのは、こうした活動もさることながら、文字通りの拠点を持っていることです。
それが本社屋3階のスペース「TOKYO L.O.C.A.L LOUNGE」です。
ここは前述のONE HEART SHOWER他、ROOM810さんの主催イベントの会場として使われるほか、MVや写真撮影のスタジオとしても使われています。
そしてここからが重要なのですが、交渉次第では地域への開放も想定されています。
時間貸しの完全なレンタルスペースというわけではありませんが、地域貢献の高い使い方であれば貸し出すという考え方のようです。
私はこのTOKYO L.O.C.A.L LOUNGEの使い方こそが、町屋を盛り上げるキーになりうるんじゃないかなと思っています。
妄想が広がる。
広がる広がる。
イメージする存在感はこんな感じ。
まちづくり系の情報サイトかつNPO法人「マチノコト」は定期的に、"オープンダイアローグという"講演会+相互交流のようなイベントを土日の午前中に開催しています。
場所を認知してもらうついでに、地域の面白い人が集まってくるかもしれない。
似た試みですが、やや学術寄りなテイスト。
他にはこんな使い方も。
"町屋の未来を考える"とか銘打って、街の人たちを集めてディスカッション→アクションに向かう場所なんてのも面白いのかもしれません。
こちらもやや似たものですが、コンテスト形式。
私が一人でブレストするとこんなカタい感じになりますが、もっと柔軟なネタも数え切れないほどあるでしょうなー。
ROOM810×自分=?
さて、ここまで町屋の会社ROOM810さんについて、そのTOKYO L.O.C.A.Lプロジェクトを中心に紹介してきました。
正直言って何も持たない私が、ROOM810さんと連携することで何ができるのかはきわめて未知数なわけですが、控えめに言っても、これからの荒川区町屋ライフが面白くなることを200%確信したわけです。
興奮冷めやらぬ感じです。。。
モヤモヤさまぁ〜ずに出てた「株式会社ROOM810」さんに突撃して町屋トークしてきた話の前編「オフィスのご紹介」
先日のエントリでご紹介した、荒川区町屋にあるデザイン会社「株式会社ROOM810(ルームハート)」さん。
2/12の放送で存在を知り、3/4には早くも直接訪問が実現するというスピード展開でした。
訪問までの経緯
放送(正確にはHDD録画)を見て、「おや?何この面白そうな会社さん?」と公式サイトで調べてから、一刻も早くお会いしたいなと思っていました。
ありがたいことに、ブログでの紹介記事を発見したROOM810さん側からアプローチいただくことができ、今回の訪問が実現したのでした。
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
— こむば氏@荒川 (@KMB_Masa) 2017年2月18日
町屋の「ROOM810」さんというめちゃめちゃ面白そうなトコロ見つけた - no pleasure, no life(旧ブログ名:まちづく…https://t.co/3bzgGvy8FI pic.twitter.com/zMtzmchlbj
@highteytightey まさか中の方からコメントいただけるとは夢のようです!
— こむば氏@荒川 (@KMB_Masa) 2017年2月18日
町屋付近を盛り上げるナニカをしたいと悶々と考えており、お近づきになれれば嬉しいですー。
@highteytightey ありがとうございます、というわけで早速問い合わせフォーム利用してメッセージさせていただきました!
— こむば氏@荒川 (@KMB_Masa) 2017年2月19日
といった感じで。
というわけで、お会いしてみてわかったROOM810さんに関する情報を紹介してみたいと思います。
特に、事業の中でも町屋を活性化させる「TOKYO L.O.C.A.Lプロジェクト」については公式サイト上にあまり記述がないのですが、これについてもお話を詳しくことができました。
オシャレ空間をご紹介
まずはモヤモヤさまぁ〜ずでも紹介されていた、下町の中で"浮いている"という、オシャレ空間をご紹介。
ちなみに場所はこちらで、町屋エリアを縦断する尾竹橋通りから路地へ一歩入ったところになります。
すると、モヤさまでも話題になっていた、ガンバのノロイがお出迎えしてくれます。
白いノロイに、公式サイトやオフィス内装にアクセントとして使われているターコイズグリーンのスポットが当たっています。
この夜のノロイが、かなり怖い。笑
角度を変えてみても、怖い。笑
ちなみにお昼はこんな感じで、だいぶ印象変わります。
上階へ行くための階段。
蹴込には会社の価値観を表現するたくさん英語が書き込まれております。
3階の「TOKYO L.O.C.A.L LOUNGE」。こちらの部屋で応接していただきました。
会議室的な用途のほか、撮影スタジオとして、定期的な東北復興支援イベント「ONE HEART SHOWER」の会場として等、様々に活用されるオシャレ空間です。
さまぁ〜ずもお邪魔したあの空間ですね。
(テレビ東京サイトより)
バーカウンターもあります。
階段を降りた2階はオフィスで、壁やデスクの白を貴重としつつ、やはりターコイズグリーンがアクセントとして使われたクリエイティブ感溢れる空間です。
モヤモヤさまぁ〜ず2取材記念の色紙。
棚にはほかにも各種受賞の記念が飾られていました。
こちらは、サンドイッチのSUBWAYのユニフォームデザインと、黒川紀章設計の中銀カプセルタワーホテルの改修デザインでの受賞。すげー。
建築的な内装デザインだけでなく、そのこだわりは什器まで行き届いています。
例えばこちらのキャスター付きチェストは自前施工によるもの(←!!)で、パーティクルボードの小口部分に先ほどのターコイズグリーンが塗られています。
お手洗いの扉も、目の覚めるようなターコイズグリーン。
これを見ながら、なぜかどこでもドアをイメージしてしまった。
こんなオシャレ空間が町屋にあるとは。。。
とても刺激的かつ、創造性の掻き立てられそうな空間でした。
役所空間と老舗コンサルな空間しか知らなかったので、ひたすら衝撃を受けましたとさ。
次回はいよいよ、ROOM810の掲げる町屋活性化プロジェクトである「TOKYO L.O.C.A.Lプロジェクト」について紹介したいと思います。
荒川区景観まちづくり塾のパネル発表で最優秀賞をとった話。
荒川区景観まちづくり塾の第1期が、3月3日のシンポジウムをもって終了となりました。
私は前職を辞めた直後の昨年7月末から聴講を始めたのですが、それから何度荒川区と横浜市を往復したかわからない。
区民でも何でもない立場としてに荒川区のことを学び、地域のことを好き勝手に議論する奇妙な経験は、とても楽しいものでした。
本講座の後半は防災と景観のマップ作りでした。
荒川区内を4つの地域に分け、各グループがA2サイズのパネル二枚を作成。
シンポジウムではそのパネルをもとにプレゼンが行われ、審査が行われたのでした。
ムーブ町屋3階「ムーブホール」に設置されたパネル群。
尾久グループ
尾久グループ。発想とプレゼンがとても面白かった。
グループ内にデザイナーやコピーライターがいるんじゃないかと思わせるほど質の高いパネルでした。
日暮里グループ
日暮里グループ。
行政計画ばりの現状整理と、とにかく再開発!な提案が印象的でした。
実際にいくつか、再開発に向けた動きはありますが。
西日暮里駅周辺地域まちづくり構想(改訂素案)に関する意見を募集します(パブリック・コメント) 荒川区
三河島駅前北地区・西日暮里一丁目地域の街づくりニュース 荒川区
南千住グループ
南千住グループ。ここも質の高いパネルです。
南千住と言えば松尾芭蕉の奥の細道の出発地とされる地なので、それに因んで俳句と絡めたプレゼンと新聞形式のパネル表現が面白かった。
(我らが)町屋グループ
そして我が町屋・荒川グループ。。。(自作)
パネル表現は付け焼き刃でありデザイン気質とは程遠い私の制作ですが、とにかく議論だけは重ねたのです。
発表がブレないように、薄っぺらくならないように、深みを持つように、なんとか街を動かせるように、何度も何度も議論を重ねて。
そして結果は
来場者(大半が塾生でしたが)投票の結果は、半数近くの票を取得した南千住グループが一位受賞でした。
確かに確かに、デザイン性の面白さや、芭蕉にこだわったコンセプチュアルなパネルはとても分かりやすいもので、じっくり読みたくなる構成が素晴らしかった。
そして続いて審査員による最優秀賞が発表されたのですが、それがなんと町屋・荒川グループでした。
はい、最優秀賞取得です。まじですか。笑
閑古鳥の無くムーブホールで最優秀賞を授与されるグループメンバーの方。
まだ信じられていない。
今後の展開こそ大切です
さて、ここで今回入稿したパネルを見てみましょう。
それがこちら。
景観的な紹介やマップ表現は正直いって凡庸ですが、最後に掲げている3つの提案のブラッシュアップにひたすら力を入れました。
これらの提案と、向かわせたい街の方向の明確性こそを評価いただいたということなので、当然これらのプロジェクトを動かしていかねばなりません。
よし、引き続き。引き続き。
荒川区民のサロン的空間「あらかわらいふ」というFacebookページを見つけた話。
面白い場所を見つけました。
荒川区民の日常に触れられるような、ネット空間です。
(FBよりスクリーンショット)
どんな場所か?
こちらの「あらかわらいふ」さん、形式としてはFacebookの公開グループとなっています。
つまりは管理人さんの承認を受けてメンバーとなる必要があるのですが、荒川区に所縁のない私でもすぐに承認いただくことができました。
公開グループなので、メンバーでなくともみなさんの投稿は問題なく閲覧することができます。
暮らしやすい街荒川区。
しかし内から見るイメージと外から見るイメージにギャップがあります。
荒川区の良いところを内外にアピールしていきます。
荒川区を紹介する雑誌「あらかわらいふ」刊行を目指しています。
イベントも行っています。
(Facebookグループより)
この、内外にアピールというところが特徴でしょうか。
荒川102が、"区民のため"を明確に謳っているのに対して、やや異なるところですね。
荒川102とは?
あらかわのいいとこも悪いところも、おもしろおかしく。 みんなで作る、長屋の井戸端、近視眼的 ハイブリッド型ゆる系地域情報ミニマガジン「荒川102」へようこそ!このマガジンは、荒川区の、区民による区民のための区民メディアとして運営されています。
(荒川102より)
ただ調べてみると、どうやら荒川102の記者でもある方が運営をされているようです。
荒川102は言わずと知れた荒川区に関する地域メディアで、かつて簡単に紹介させていただいたこともありますね。
どんなやりとりが?
どんなやりとりが行われているのか。
少し古いですがわかりやすく言えば、mixiコミュニティみたいな空間、と表現できる気がしています。
今日は何の日? mixiオープン(2004) - 週刊アスキー
今やmixiを知らない世代もいるのかもしれないので念のためですが、mixiとは2004年に開設されたSNSですね。
思えば、mixiという空間はTwitterやFacebookのように発言や投稿が川のように絶えず流れてゆくせわしない空間ではなく、個人の発信は日記や掲示板への発言といった"残るもの"だという点に特徴があった気がします。
翻ってFacebookは、mixiと異なってトピック毎のスレッドが作りにくい設計。
すると、絶えず流れゆくTL(タイムライン)をあくまで眺めるだけになりがちではないでしょうか。
しかし、ここ「あらかわらいふ」での発言は異なります。
例えばこんなご発言。
荒川区内で有名な大盛中華料理のお店で食事をしたという投稿なのですが、そこにコメントが23件。
もはやこれは一種のスレッドのよう。
「トピ立てますねー」な声が聞こえるようです。
このような食レポ系の記事を中心に、
区内の新スポット情報、
荒川区小ネタ、
もちろん区政情報も。
などなど、ローカルなネタの投稿がなされ、その度にグループの中メンバーの方々がコメントをつけてくださいます。
たまにオフラインでのイベントもあるようで、例えば2/15夜は街歩きマップ作成のためのミーティングが開催されたよう。
なるほど、トップダウン的なテーマ設定のない自由な空間だからこそ、ゆるく居心地の良さそうなネット空間が作られているのではないかと感じます。
ネット上にも、荒川区がありました。
そして、いよいよ今日ですよ!
荒川区町屋エリアで"一人テレフォンショッキング"をします。何それ。
さて、町屋地域でのまちづくりに際して、次の手に出てみます。
それは、
一人テレフォンショッキングです。
なにそれ。。罰ゲーム?
と思われましたかね。いやいや違うのです。
これ実は、地域づくりとかの界隈では一定の知名度あるものらしい。
もともと、私の直接の先輩である豊橋市議・長坂なおとさんが提唱していたことで、長島町副町長の井上貴至さんによって紹介されて広まった?よう。
一人テレフォンショッキング : 井上貴至の「地域づくりは楽しい」
内容は単純。
その長坂さんが、豊橋に戻って最初にやったのが「ひとりテレフォンショッキング」
まちなかのキーパーソンにお会いして、笑っていいともの「テレフォンショッキング」のようにその場で電話で紹介いただき、次から次にキーパーソンに会いに行かれたという。
その結果、
●まちなかを知る
●僕(長坂さん)自身を知ってもらう
●まちなかの人間関係を知る
ことができたそうだ。(井上貴至さんのブログより)
今できること、やらねばならないことはこれだな、と。
この活動を通じて、街をただ見るだけではわからない町屋エリアの地域の課題や人間関係なんかを読み解いて、次の仕掛け方を考えます。
あ、こちらのイベントもよろしくお願いします。
「ゆいの森あらかわ」の開館記念イベントとか。
あらかわ区報の特集号として、「ゆいの森あらかわ」の情報が公開されました。
3月26日(土)の開館までほぼひと月となり、隠されていた情報がようやくヴェールを脱いだ形となります。
今回出された新情報は主に3本となっており、それがこちら。
- 開館記念イベントの(あくまで)概要
- これまで基本設計図までの公開にとどまっていた各階フロアマップの公開
- 子ども施設の「乳幼児一時預かりサービス」の詳細
特に、開館記念イベントに関する情報を紹介したいと思います。
開館記念イベントの概要
やはり開館当日のセレモニーもやりつつ、さらに5月まで開館記念イベントは続きます。
開館セレモニー
初日の式典は10時から。
おそらく区長さんの講演はあるのかなと察しますが、そのあたりはまだ発表できる状態ではなさそうてす。
10時30分からは東京藝術大学の弦楽四重奏Quartet Xenoによる演奏がありますね。
おや?
ともあれ、荒川区はかなり前に東京藝術大学と協定を締結してるのでその絡みでしょう。
弦楽四重奏は普通に聴きたい。
子どもさん向け?「スペシャルおはなし会」と「科学実験ショー」
開館初日だけではなく、その後も開館記念イベントが続きます。
まずは3/29の「スペシャルおはなし会」と4/1の「科学実験ショー」が、小学生以下を主な対象としたイベントと思われます。
「ゆいの森あらかわ」が持つ、図書館と子ども施設としての機能を前面に出したイベントですね。
理科実験のできるワークショップルームも完備されている施設。
近くにお住まいの子育て世代の方は、まず行って間違いなさそうな印象を持ちます。
ただ、現時点でもイベントの名称しか公開されていないことは気になります。
どんなテーマなのか、どんなゲストが来るのかといった情報は、最低限リリース時点でも欲しいような。
イベント一覧の欄外に「2/28以降にお申し込みください」「ゆいの森あらかわホームページ」「順次お知らせ」という言葉があることも見逃せませんね。
待ちましょう。
講演会が5回
科学実験ショーの後は、怒涛の講演会ラッシュです。
ホームページでは肩書きとご氏名しか紹介されていないので、こちらで補足的な情報を。
オリパラフラッグツアーと鈴木雄介選手
やはり2020だ、オリパラだということで、講演会ラッシュの最初はオリパラ関連。
フラッグツアーて何?と思って調べたら、 こんなサイトがヒットしました。
フラッグツアーのイベントに続き、競歩の鈴木雄介選手による講演会。
お恥ずかしながらこの方を存じ上げないので検索したら、リオ出場を逃してしまった記事が山のようにヒット。
ケガのため十分な練習ができなかったことが背景で、依然として世界を狙うことのできる有力な選手のようです。
柳田邦男氏
そして、吉村昭記念館の検討にあたって、座長も務めた柳田邦男氏。
阿久戸光晴氏
聖学院大学にて神学を研究する、阿久戸光晴教授。
講演会に名前を連ねる中で、唯一荒川区にゆかりのあるのがこの方です。
荒川区西尾久の生まれです。
山崎一穎氏
その著書は、鴎外に関するものが多いようです。
銭谷眞美
文部官僚を経て、事務次官を勤め上げた後、現在は上野の東京国立博物館館長を務める銭谷眞美氏。
そんなところですかね。
開館記念イベントの情報は分かったのですが、今後は区民がこの施設をコミュニテイ拠点として使い倒すための情報も、欲しいところです。