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no pleasure, no life(旧ブログ名:まちづくり、例えばこんなふうに)

意固地になるほどに"まちづくり"が気になって仕方ない。自分の関わったまちづくりの活動・調査の記録を中心にしつつ、"都市""街の変化"の話題など。 Keyword→まちづくり/都市計画/荒川区町屋/蒲郡/豊橋/三河/谷中

戸田江美さんの写真展「商店街のかけら」(@熊野前こひきやさん)へ行ったら、ご本人と遭遇した話。 - 「町屋銀座まちづくり? 第6回」

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驚き覚めやらぬまま書いたら長めになった。

面白いこともあるものですね。

 

きっかけはこちらのツイート。だったかな。

 

そもそも何がきっかけでフォローをしたのか(誰かのリツイートだと思うけど)忘れてしまいましたが。

 

 

こちらのつぶやきからもわかるように、どうやらご自身の生まれた荒川区への強い愛をお持ちの方のよう。

町屋への歪んだ執念では自負がある私としては、気になる。

 

荒川区と言えば、ここ最近個人的にホットな町屋を擁する自治体なわけです。

そして熊野前と言えば、町屋の街から都電荒川線で3停留所程度の位置(ほぼ徒歩圏)なわけです。

荒川区の商店街で、商店街自体をテーマにした写真展。これは行くしかないでしょう、ということで。

 

実際”町屋銀座まちづくり”なるプロジェクトも日々にかまけて現地調査の次に来るべきステップが見つからない迷子状態で、何か変化(とブログのネタ)を・・・という思いもあり。

phantom-gon.hatenadiary.com

 

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というわけで熊野前

 

都電荒川線と日暮里舎人ライナーが交差する、なんと2路線利用可能なアクセス超良好立地なのですが、なぜかあまり知られていない街な気がします。

どちらも都営マイナー路線だー

 

街の真ん中に尾久橋通りと都電通りの交差する大交差点があり、”熊野前陸橋”の存在感がすごいです。

ちなみに住所としては荒川区東尾久なので、熊野前という地名があるわけではありません。 

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写真展のやっているこひきやさんはこちらの商店街にあります。

その名も”はっぴいもーる熊野前商店街”。うーん、渋い。

hottami.web.fc2.com

  

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 商店街はやや蛇行気味で見通しが悪いぶん、歩く楽しさがあります。

町屋銀座よりも幅員広めで、もちろんインターロッキング。 

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いかにも商店街の看板建築の中でもこういうファサードの建築(と"嵜"の字)が大好きなのだけど、休業なのかな。閉業なのかな。 

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7、8分歩いたところで、目当てのこひきやさんを発見します。

おうどんカフェということで、料理には化学調味料が一切使われていません。

入店前から素敵な雰囲気が伝わってきます。

 

あと、サイディング仕上げを見る限り建物としてはかなり新しそうなのですが、カフェのファサードはもちろん、2階部分の建具(窓とか雨戸とか柵とか)を見る限り、商店街の周辺環境に配慮されたデザインがされている気がします。

kohikiya.tokyo

ランチは14:00までらしいのですが、ありがたいことに14:30入店の私にもランチ対応をしてくださいました。

 

さて写真展。

カウンター上の垂れ壁に、額縁に入った写真が展示されていました。

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接写めのものが多く、ひいた全体像を撮るよりも部分詳細を撮ることで、できるだけ商店街そのままの姿を切り取ろうとしている印象。

写真展名である商店街の"かけら"という言葉にも象徴されている感じがします。

 

頭上に浮かぶ万国旗、

経年劣化で落ちかけた屋号文字など、

初めて来た商店街なのに、なぜか懐かしさを感じてしまいます。

 

さて、こひきやさんは飲食店なのですが、それにも関わらず席を立って写真を眺めていた私なので笑、店員さん(奥様?)から

「戸田さんのお友達の方ですか?」

と尋ねられてしまいます。

 

『いや、たまたまネットで見たもので。。。』

と返答しつつも、店員さんお気に入りの写真などを紹介され、少し会話になります。

  

そして数分後に戸田江美さんご本人が来店。

 

まじか。笑

と思いつつもランチのごまうどんをすする。美味しい。

 

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どうやら今回の写真展に関する取材ということで、店内でインタビューを受けるために来店されているようでした。

 面白いこともあるんだなーと思いながらも、手元では「かいまみvol.2」に向けた作業を進める。

ちなみにカフェのWi-Fiを利用することができるのが嬉しい。

 

「かいまみvol.2」はこちらから。

※まだまだ参加受付中!

 

1時間弱後、さすがに作業ばかりで長居してしまったので、帰り仕度をしていると。

店主の方に声をかけられ、ご本人を紹介いただくという粋なはからいを。

 

「こういう繋ぎ方もあるかなと。笑

こちらの方、写真展を見に来られていたようで。」

 

『どどうも、良かったです!』

と日頃のコミュ力を遺憾なく発揮。あー。

 

彼女はムサビ出身のweb&グラフィックデザイナーさんで、海外で個展を開くほど注目されているということなのですが、生まれ育った東尾久の街でも精力的に活動されています。

中でも、住み手が部分的にカスタマイズできる賃貸住宅”トダビューハイツ”の大家さんという取り組みがめっちゃ面白い。

そしてまだ空室あるのか。

todaviewheights.com

todaemi.com

 

名刺交換したりなんかさせていただいて、やはり休日は出歩いてみるもんだなと実感。

あと、都市計画コンサルタントってやっぱり認知度は低いのかなと。

 短時間で説明しようとすると「地区課題」とか「計画策定」とかのキーワード中心になってしまうので誇張になり、

丁寧に説明しようとすると地味でマニアックなワードになってしまいそもそも伝わりづらい。

今回は。。。

誇張のほうで伝わってしまいました。

嘘はないのですけどね。

 

そんな、お店の方のご厚意で生まれたご縁。

荒川区をテーマに何か展開できないかなー。

 

 

さて、今日はこんなところで。