ヒルズ以外の六本木 〜「かいまみvol.2」会場付近案内
他人の人生のぞきませんか。
の、コピーで今年4月から始めたこのイベント、来月は第2回を開催決定しております。
vol.1では自らスピーカーとして公衆の面前で恥ずかしいストーリーを晒した私も、vol.2では裏方として5人の魅力あるスピーカーをプッシュしていきます。
今日の記事は少し趣向を変えて、「かいまみvol.2」でお世話になるロッポンギフラットが立地する、六本木という場所を紹介してみる。
特に、六本木ヒルズやミッドタウンの存在感のせいで霞んでしまいがちな、低層市街地を紹介してみたいと思います。
六本木へのお出掛けついでに、このタイミングで周辺の街を味わってみては。
出口を間違えると大通りを地上から横断するのがめっちゃ大変なので、2番出口からどうぞー 。
2番出口から地上に出ると、対岸に聳え立つ六本木ヒルズ森タワーが見えます。
これが東京か。。
ただ、今日はそっちには行かず、六本木から離れる路地のほうへ右折してみる。
工事中の仮囲いが目印です。
ちなみにロッポンギフラットさんは、路地へ曲がらずに進んだこちら。
1階にカクヤスのある建物です。
入り口に昭和を感じますね。。
こちらの2階になるのですが、大通りに面したテナント一覧表はなぜか従前の麻雀屋の表示のままになっています。
さて路地に入りましょう。
「路地を一歩入ればそこは別世界」なんて使い古された表現ですが、マジでそこには別世界があります。
ヒルズのような派手な主張や洗練はそれほどありませんが、そこには閑静な住宅街に個人経営のお店が溶け込んだような複合市街地が。
商業メインでなく、ちょうど新大久保や下北沢のように、もともと住宅メインであったところに隠れ家的な飲食店が少しずつ染みていった感じでしょうか。
先に進みましょう。
出雲大社の東京分祠を見つける。
なぜここに?
2階部分を入り口にすることで石段を作り出しています。
出雲大社から後ろをふりむけば、そこには築40年は超えていると見られるアパート。
ポイントは半地下にテナント入居している飲食店の緑化レベルです。
これはもう繁茂しすぎでは。。
2階部分にあるオーセンティックな喫茶店で、アイスコーヒーをいただきました。
年配のマスターが、一杯ずつ丁寧に淹れてくれます。
余談ですが、そのマスターは常連と思しきお客さんと「産業革命から文明を高速で進めすぎた人類は、そのうち滅びるよね」というシニカルな会話を笑顔でされてました。
お、おお。。
さらに西へ進みます。
住宅街の後ろすぐ近く森タワーが見える光景は、なかなか面白いですよ。
今度はお寺さんの向こうに見える東京ミッドタウン。
これもここならではの景観です。
「伝統と最先端が混じり合う。。。」っていうマンションポエムが聞こえてきそうです。
直進するとT字路にたどり着き、突き当たりに面白いものが。
なんとビル敷地内に神社が鎮座。
権利変換の際に少しで気を利かせた再開発エリアと推察。
霞が関付近や日本橋浜町にも似たパターンの事業者があったと思いますが、ここにも。
港区七福神の福禄寿だそうです。
そこから大通りに戻るまでに、飲食店が並ぶ飲食店が続きます。
この通りはかなり商業化してますが、やはり街区のアンコ部分ということで低層なので散歩に適している気がします。
迎賓館みたいな緑あふれる空間を見つけた。
中では結婚式とかやってそう。
今回歩いたのは上図のエリアですが、かなり迂回してるのでルートは正しくありません。
20分もあれば歩き切れるくらいのエリアですが、「かいまみvol.2」は土曜の午前ですので、迷いながら散策を楽しんでみては。
※散策の際は、くれぐれもお住まいの方々へのご配慮を!