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no pleasure, no life(旧ブログ名:まちづくり、例えばこんなふうに)

意固地になるほどに"まちづくり"が気になって仕方ない。自分の関わったまちづくりの活動・調査の記録を中心にしつつ、"都市""街の変化"の話題など。 Keyword→まちづくり/都市計画/荒川区町屋/蒲郡/豊橋/三河/谷中

町屋銀座通りで嬉しい出会いがありました。 - 「町屋銀座まちづくり? 第18回」

荒川区まちづくり

この日曜日も町屋へ行ってました。

今年下半期どれだけ行ったんだろう。。

いい加減にもう転居してしまいたい。

 

今回の町屋まちあるきのテーマは「景観的に残したいもの、防災的に課題or有効なものを探す」というもので、つまりは景観まちづくり塾でのグループワークの事前準備。

グループ一人一人が担当エリアを切り分けて(※町屋二丁目担当、三丁目担当、、、というイメージ)、次回ミーティングまでに上記テーマに適合する写真を撮り集めてくることになっており、その作業なわけです。

phantom-gon.hatenadiary.com

 

余談ですがこの「景観と防災」というテーマ、考えれば考えるほど、グループワークのテーマとして適当なものなのかどうかわからなくなります。

 

さて、それはともかくまちあるきです。

単独でのまちあるきは自分のペースで歩けるぶん発見も多いもので、新たな出会いが二つほどありました。

そしてその出会いはいずれも、町屋銀座の街の変化を示すもの。

 

一つ目はこちら。

 

 

都電荒川線の町屋二丁目電停から町屋銀座商店街に入ってすぐ右手、ゲームセンター跡の隣地に新たなお店が入っていました。

それは「n.r store」という、フランスパンを使ったベトナム風サンドイッチ”バインミー”を取り扱うお店。

 

こちらがGoogleストリートビューで、撮影日は2015年6月時点。 

f:id:phantom_gon:20161127232455p:plain

店舗かガレージか不明ですが、シャッター通りを演出する一建物でした。

それは通りと建物の関係が閉じているということ。

住宅であればセキュリティ上それでよいのかもしれませんが、かつて商店街だった空間においては(勝手ながら)寂しさを感じさせます。

 

その建物の様子が、今やこちら。

f:id:phantom_gon:20161127204438j:plain

飲食店、しかもナショナルチェーンではない個店となりました!

後述のカフェと同時期に開業されたようです。

 

街に対してなんの負担も負っていない私です。

そんな私がこんなことを言えた義理ではないのですが、あえて言わせていただきましょう。

これは嬉しいですよ。

 

さて。 

もう一つの出会いがあり、こちらは本当に輪の広がる出会いでした。

 

 

 さきほどのベトナムサンドイッチ屋さんのほど近く、こちらは町屋銀座の通り沿い。

 町屋銀座に入ってほどなく二叉路があるのですが、そこに差し掛かるまでの左手にそれはありました。

 

「コリンcafe」。

f:id:phantom_gon:20161127124822j:plain

こちらも看板などはないため、普通の住宅として素通りしてしまうかもしれません。

それでも、「住宅にしてはやけに窓から中身が見やすい?」「あれ、キッチンみたいなのが見えるな?」などと思いながら建物をジロジロ見てると(完全にアレ)、建物の中から店主の方が招き入れてくださいました。

 

こちらの「コリンcafe」さん、なんとテナントではなく元々こちらにお住まいの方が営まれているお店です。

かつては「ヤマコシ酒店」、そしてGoogleMapにもあるようにクリーニング「ホワイト急便」を取り扱っていたお宅の娘さんが、改修工事を入れて今年10月からカフェ営業をされているご様子。

話によると築80年を超えるほどの建物、しかも隣と構造的に繋がった長屋のため大規模な建替えができず、選択したのがリノベーション。

 

もともとこの街で育った方が営まれているので、集まるお客さんも近所の馴染みの方ばかりです。

でも、若い人々にも来て欲しいようで、私も宣伝させていただきます。

非常に居心地のよい空間で、スタッフさんや他のお客さんとの距離が縮まる素敵なお店でした。

 

 

 

 

商店街の住宅地化は、需給関係の結果生じるものであるとすればそれ自体非難されるべきものではありません。

事実、町屋銀座通りの沿道では次々に解体工事が進んで歯抜けとなり、街の記憶が塗り替えられています。

 

でも、今回のような街の変化が生じていることも事実です。

カフェは単身者・家族を問わず、街に居場所を提供してくれる大切な空間。

そんな素敵な空間が増えていってほしいものです。

 

魅力的な空間が増えて、魅力的な通りになっていくために、私はどうしたらよいものか。