たまプラ民になってひと月と少し経って感じる街のいろいろ
週末更新がリズムになってきました。
引越しのバタバタの余韻が落ち着いてからの時の流れは速いもので、7月末に転入してきたのがついこの間だと思えば、もう9月にログインしているという浦島太郎的な感覚です。
とりあえずはまだ日が浅いヨソモノな今、「たまプラーザ」の街の感想を記録しておくのも面白いかなと思い、書き出してみます。
①街としての回遊性は低めだが、駅ビルがひたすらに便利
まず、街をふらつこうと思った時に、過酷なほど起伏の多い地形的な理由が徒歩コースの選択肢を狭めます。
まず、駅から南に向かって下りの急傾斜、東西に向かって上りの急傾斜。残った北方面は上りではありながら緩傾斜。
駅自体の立地も、西から東へ向かう下傾斜上に立地しているので、どこに向かうにも登山気分になれます。
ちなみに新石川は駅の南方面なので、出勤時は登山、帰宅時は下山の格好になるのでちょうどよいです?
地形的にはそんな環境ですが、まだ今は街に点在する面白いものを発掘する楽しみのためにふらついています。
そしてそんな地形環境だからこそ、これでもかというくらいの便利さが駅に集約されています。
たまプラーザ駅を中心として数年前に、「たまプラーザテラス」という複合型商業施設がオープンしています。
簡単に言えば駅ビルなのですが、徹底的に「育児」「ファミリー」「富裕層」向け仕様になっているのが特徴的です。
毎週イベントの開かれている芝生広場があって、常にちびっ子が走り回っている様子を見かけます。
ファッションのお店も揃っていたり、買い物するならこの駅で完結する気がします。
あと、申し訳程度に、建築意匠的には巨大なトラス屋根の演出する開放感が、通勤時の閉塞感を軽減してくれている気がします。
②緑の多さと並木の美しさ
多摩田園都市は基本的に鉄道建設と並行して住宅開発が行われました。
山林のような何もないところを、かなり余裕を持った計画で切り拓かれた街なので、並木や緑がきわめて豊富。
通勤時も美しい並木下を歩くので、気分は悪くありません。
虫も多かったりするのですが、この緑の多さは間違いなくこの街の特徴です。
③単身者には優しくない(偏った意味で)
単身者として切実な問題は、牛丼チェーンが全くないこと。
いやいや、わかってます。わかった上で転居したのです。
ちなみにこれまで住んだ街には、三大牛丼チェーンのうち最低でも二つはあったのですが、ここたまプラの街にはオレンジも赤も黄色も何一つありません。
というわけで、自炊こそが単身者の生きる道になるわけです。
と、いうところでしょうか。
街はまだまだ開拓途中なので、この先また印象が変わるのが楽しみです。