no pleasure, no life(旧ブログ名:まちづくり、例えばこんなふうに)

意固地になるほどに"まちづくり"が気になって仕方ない。自分の関わったまちづくりの活動・調査の記録を中心にしつつ、"都市""街の変化"の話題など。 Keyword→まちづくり/都市計画/荒川区町屋/蒲郡/豊橋/三河/谷中

「蒲郡Fan」サイトの存在がとても嬉しいという話

蒲郡市の西側、西迫(にしはざま)の丘の上に、愛知工科大学という私学キャンパスがあります。

 

偶然にも、私が通っていた塩津小学校・塩津中学校の学区内で、思えば自分の人生で初めて大学という存在をリアルに感じた場所ということになる。

学区内にあったので、大学祭の時期には小学校の校門前で学生さんがチラシ配布していた光景も思い出されます。

 

当時は確か今と違って、「愛知技術短期大学」とだけ言われていた記憶。

それが少しずつ「愛知工科大学」という看板を見かけるようになって、今や4年制の「愛知工科大学」と、「愛知工科大学自動車短期大学」という短大を持つ大学になっている様子。

 

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愛知工科大学公式HPより)

 

緑の丘の上の、蒲郡市を一望できそうな場所。 

こちらのサイトをざっと見てみると、都市計画や建築といった分野はないようで、どちらかと言えば自動車をはじめとする機械工学、電気工学、情報工学のラインナップ。

大学HPはスクロールしながら読めるデザインコンセプトで、こだわりと工夫を感じます。

うーん、地元蒲郡でこれだけの学び舎があったのを知らなかった。

 

 

さて、愛工大を突然紹介したのは、こちらの学生さんを中心に作られているという、面白いサイトを見つけたからです。

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それがこちら、『蒲郡Fan』

おそらくはサークル活動だと思うのですが、大学が立地しているということで縁のある蒲郡市を、ど直球にPRするサイト

 

コンテンツとしては、メンバーである学生さんがリポーターとなって、蒲郡市内の観光スポットを体験しつつ紹介する「体験レポート」。

学生さんが中心となって蒲郡の風景写真を審査する「蒲郡Fanフォトコンセプト」。

その他、おすすめスポットをランキング形式で紹介したり、イベント告知の媒体としてリリースをしたりと、精力的に蒲郡を発信してくれています。

 

特筆するのは、まずサイトのクオリティが高いということ。

Flash動画やSNS連携をしているのは当然ながら、団体の規約まで定めているあたりに驚きます。え、規約?

コンテンツの中身を見ても、雑誌のような写真とキャプションを使って、遊び場としての蒲郡の魅力が(すこーし割増で)表現されています。笑

 

団体としての紹介文には、

蒲郡Fanとは、蒲郡活性化を目指し、蒲郡市内の観光地やイベント、話題のお店を学生が取材撮影し、口コミ情報を中心に蒲郡を紹介するコミュニティーサイトです。

(中略)

蒲郡Fanの運営は愛知工科大学愛知工科大学自動車短期大学の学生とその関係者が中心となって運営しております。

 と。

”その関係者”にどこか力強いものを感じます笑

 

ともあれ、故郷の蒲郡が紹介されているということだけで手放しに嬉しくなってしまいます。

それでふと思うわけです。

 

一体どんな学生さんが参加しているのかな?と。

 

なんとなく自虐的に考えてしまうのですが、自分が蒲郡市内で中学校まで卒業する中で、蒲郡市に対して愛着を感じている友達って記憶がないのです。

もちろん思春期真っ只中でそんなことを口外する人がいなかったことは大いにありうるのですが、そんな彼らが大学生になって「俺らの地元、いいよね!」というレベルまでいくのか?と。

 

そんなわけでなんとなくのイメージとしては、愛工大に他地域から進学されてきた方がこういった活動をされているのかと。

じゃあ、このサークル一筋なのかな?それとも多くは他のサークルとかけもちで、このサークルは第二の居場所のような位置付けなのかな?

むむむ、いろいろ想像が止まらない。

 

 

こういった活動があると、外の方は当然蒲郡の観光スポットや遊び場に興味を持ってくれるはずですし、市内の方々にとっても地元の良さを再発見しくてれるきっかけになると思うのです。

特に活動されている学生さんが外の地域からの方だとしたら、「外の方からみると、蒲郡のこんなところがウケるのか」と、思わぬセールスポイントに気づけるかもしれない。

 

そんなわけで、こんなサイトがあることに歓喜して記事にしてみました。

いつか機会があればお会いして、話聞いてみたいです。