喫茶スロースでコーヒーをいただいてみました
仕事納めを終え、さっそく蒲郡へ帰省しております。
都会の喧騒を忘れ、のんびり過ごしたほうがよい(?)帰省ですが、いやいや、蒲郡で過ごせる貴重な時間。
短い期間に、できるだけ蒲郡を味わっておきたいものです。
ということで、蒲郡駅北口よりほど近くの、評判の喫茶店「喫茶スロース」さんにお邪魔してみました。
(平成27年12月29日撮影)
蒲郡駅北口ロータリーに面する雑居ビルの1・2階に入居しており、2010年営業開始の比較的新しいお店です。 ※食べログ情報
喫茶店は1階部分のみで、7席ほどのカウンターのみ。
ご主人と直接話せる近い距離で、味や風味について相談をしながらコーヒーの注文ができます。
2階部分はちょっとしたイベントスペースで、コーヒー教室をはじめ、読書会やギター教室といった、少し変わった企画が行われています。
私がこのお店を知ったのは、”なんだか面白いイベントをやっているところが蒲郡にあるらしい”というネット情報がきっかけで、
三河地方の超ローカルスーパー「サンヨネ」をひたすら愛でるラジオ番組「サンヨネ勝手に宣伝局」とか、
蒲郡の歴史を蒲郡出身の大学教員に講義してもらう「がまごおりの歴史知っチャイナ」とか、羨ましいなーと思いながらお店のホームページを眺めたものです。
で、先日その中の読書会に参加させていただいたので、じゃあ次はコーヒーをちゃんと飲むべきだろう、ということでお邪魔してみたというわけです。
内装は、淡いグリーンの塗り壁と木製のカウンター、そして何と言ってもところ狭しと並べられた本が特徴的です。
本のジャンルは非常に多分野で、コーヒーに関する本のほか、物語や自己啓発や新書、そしてドラクエ1の攻略本までありました。
コーヒーは「松屋式」「ネルドリップ」「カリタ式」の3つの淹れ方と、
10種類ほどの煎り方(浅煎り〜深煎り)を選んで頼む方式で、もちろんブレンドもあります。
チェーンのコーヒー店に慣れてしまった自分は全くわからないので、お店の方と好みについて相談しながら決めます。
それぞれについてわかりやすい言葉で説明していただけるので、本格派の喫茶店とは言えそれほど肩肘張る必要はありません。
注文を受けてから焙煎する形なので、間に5〜7分ほどの時間を挟みますが、待ちに待ったコーヒーは本当に美味でした。
一緒にお茶の受けとしての甘味も出していただき、それも嬉しい。
その時は客が自分の身だったこともあってか、音楽とコーヒーを煎る音のほかは雑音はありません。
ゆっくりとコーヒーを飲みながら一人の時間を楽しむ、もしくはマスターとの会話を楽しむ感じの場所かなと思います。
グループでおしゃべり、という感じではないかも。
蒲郡にこんな場所があったのか、と思わせてくれるお店です。
蒲郡在住の方は、ぜひ。