2015年もやはり悔いばかりだけど、しかしながら
蒲郡に帰省してのんびりした暮らしをしながら、年越しが目前まで迫ってます。
年明けて横浜に戻れば、公私ともまた慌ただしくなり、いかに時間を有効に使うかといったことを常に考えているような生活に戻ってしまいます。
じっくりうだうだ考えることのできる貴重な機会は今のうちだけかなと思い、記事を書いてみる。
(一畑山薬師寺境内より)
今年は基本的に"静"の一年と言わざるをえません。
2015年に何かを始めたわけでも、変化を起こせたわけでも、交友関係に劇的な広がりがあったわけでもない。
小さな風邪以外は健康を保てた、ということは評価してもよいのかもしれませんが、それは特筆するようなことではないな。
仕事はなんとか、だましだましこなせるようにはなってきました。
日々が圧倒的に物足りないのである。
しかし未知に飛び込むほんの少しの勇気がなく、指をくわえて機会を逃している。
頭の中でやらない言い訳ばかりを作って、やらない自分を正当化している。
複雑な問題は複雑なまま考える。自分の中で"かくあるべき"という強い感情がないから、物事は客観的な基準で数学的に判断できると盲信している。
とりあえず表面的に意識高いフリをして勉強や自己啓発をしても、変化はない。
一方でSNSを見れば、"社会のため"を仕事にしている人がたくさん、枚挙にいとまがない。
そんな中で来年の目標。
30という節目の年齢を迎える年ということもあり、何かに区切りをつけます。
それが、目指す何かを見つけて跳躍するための区切りなのか、はたまた身の丈を理解して所与の条件のみで自己幸福のために進むための区切りなのか、それもまたわからない。
2016年もみなさまにとって実り多き年となりますよう。