荒川区民のサロン的空間「あらかわらいふ」というFacebookページを見つけた話。
面白い場所を見つけました。
荒川区民の日常に触れられるような、ネット空間です。
(FBよりスクリーンショット)
どんな場所か?
こちらの「あらかわらいふ」さん、形式としてはFacebookの公開グループとなっています。
つまりは管理人さんの承認を受けてメンバーとなる必要があるのですが、荒川区に所縁のない私でもすぐに承認いただくことができました。
公開グループなので、メンバーでなくともみなさんの投稿は問題なく閲覧することができます。
暮らしやすい街荒川区。
しかし内から見るイメージと外から見るイメージにギャップがあります。
荒川区の良いところを内外にアピールしていきます。
荒川区を紹介する雑誌「あらかわらいふ」刊行を目指しています。
イベントも行っています。
(Facebookグループより)
この、内外にアピールというところが特徴でしょうか。
荒川102が、"区民のため"を明確に謳っているのに対して、やや異なるところですね。
荒川102とは?
あらかわのいいとこも悪いところも、おもしろおかしく。 みんなで作る、長屋の井戸端、近視眼的 ハイブリッド型ゆる系地域情報ミニマガジン「荒川102」へようこそ!このマガジンは、荒川区の、区民による区民のための区民メディアとして運営されています。
(荒川102より)
ただ調べてみると、どうやら荒川102の記者でもある方が運営をされているようです。
荒川102は言わずと知れた荒川区に関する地域メディアで、かつて簡単に紹介させていただいたこともありますね。
どんなやりとりが?
どんなやりとりが行われているのか。
少し古いですがわかりやすく言えば、mixiコミュニティみたいな空間、と表現できる気がしています。
今日は何の日? mixiオープン(2004) - 週刊アスキー
今やmixiを知らない世代もいるのかもしれないので念のためですが、mixiとは2004年に開設されたSNSですね。
思えば、mixiという空間はTwitterやFacebookのように発言や投稿が川のように絶えず流れてゆくせわしない空間ではなく、個人の発信は日記や掲示板への発言といった"残るもの"だという点に特徴があった気がします。
翻ってFacebookは、mixiと異なってトピック毎のスレッドが作りにくい設計。
すると、絶えず流れゆくTL(タイムライン)をあくまで眺めるだけになりがちではないでしょうか。
しかし、ここ「あらかわらいふ」での発言は異なります。
例えばこんなご発言。
荒川区内で有名な大盛中華料理のお店で食事をしたという投稿なのですが、そこにコメントが23件。
もはやこれは一種のスレッドのよう。
「トピ立てますねー」な声が聞こえるようです。
このような食レポ系の記事を中心に、
区内の新スポット情報、
荒川区小ネタ、
もちろん区政情報も。
などなど、ローカルなネタの投稿がなされ、その度にグループの中メンバーの方々がコメントをつけてくださいます。
たまにオフラインでのイベントもあるようで、例えば2/15夜は街歩きマップ作成のためのミーティングが開催されたよう。
なるほど、トップダウン的なテーマ設定のない自由な空間だからこそ、ゆるく居心地の良さそうなネット空間が作られているのではないかと感じます。
ネット上にも、荒川区がありました。
そして、いよいよ今日ですよ!