豊橋駅前でのエリアマネジメントの検討が進んでいます
昨年の8月から本格的に動き始めた豊橋駅前でのエリアマネジメント検討は、早くも2年目に入っています。
昨年は検討にあたっての大枠に関する協議をした後、今年は検討の場を開かれた場所に移し、具体的な組織や企画に関する議論に進もうとしています。
水上ビルやPLAT、そして今回の駅二再開発のエリアを中心とした"駅南地区"では、もともと任意の協議組織である「豊橋駅前大通地区まちなみデザイン会議」がありました。
その中の部会として、「(仮)エリアマネジメント検討部会」が発足したのが今年4月。
ステキなウェブサイトもできており、これまでの資料や検討の記録がかなり詳細に公開されています。
そしてこの間の7月に拡大ワークショップ「まちじゅうステージ」が開催されました。
豊橋まちなかで活動する人、活動したい人がPLATに集まり、豊橋駅前というフィールドで、やりたいことについてアイデアワークショップが行われました。
いまだ分析途中ですが、アイデアの1つ1つが原石です。
この付箋1つ1つに、豊橋駅前に対する思いが溢れているようです。
そして9月26日に、第四回のエリマネ部会が開発ビルにて開かれました。
そこでは、まず7月20日に開催した拡大ワークショップを総括し、そこから導き出される『まちが望む「価値」』について紹介されました。
(当日資料より)
その「価値」とは、「つながる」「わくわく」「かいてき」というもの。
まちなかで人と繋がりたい。世代を繋げたい。文化をつなぎたい。拠点が欲しい。発信したい。こうした声はコミュニティの拡がりや深まりを望む声で、「つながる」と総括しました。
また、まちなかのナイトライフを楽しみたい。まちなかを一人でも楽しみたい。ソトを楽しみたい。こうした声は、まちなかでもっと楽しみたいということと捉え、「わくわく」と総括しました。
最後に、まちなかであらゆる人が不便なく楽しみたい。つながりたい。ということで、前2つを支えるものとしての「かいてき」と総括しました。
こうした「価値」をまちなかエリアに新たに付与し、「豊橋まちなかのリブランディング」を目指すのがエリアマネジメントです。
こうした観点で今後の組織体制や事業内容が詰められていくこととなります。
サポーターである小泉先生(東京大学大学院教授かつ私の元指導教員)の説明にも熱が入ります。
(駅デザ会議のFacebookページより)
机上の話から、じゃあ何をやっていこうかという具体の話に移りつつあるフェーズです。
まだ広くリリースして参加者を募るレベルの段階ではありませんが、引き続き情報発信を続けていきたいと思います。