no pleasure, no life(旧ブログ名:まちづくり、例えばこんなふうに)

意固地になるほどに"まちづくり"が気になって仕方ない。自分の関わったまちづくりの活動・調査の記録を中心にしつつ、"都市""街の変化"の話題など。 Keyword→まちづくり/都市計画/荒川区町屋/蒲郡/豊橋/三河/谷中

蒲郡ポエム

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蒲郡駅から徒歩3分、駅前商店街)

 

(ブログで何度も言及してますが)蒲郡市という街があります。

愛知県の東端である豊橋市の2つ西側の、小さな自治体です。

人口は8万人くらい。(荒川区は20万人です)

 

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蒲郡駅北口出るとすぐに見える、ある意味シンボル性なのに、廃墟レベルの高い建物「蒲郡駅前ビル」)

 

そこで私は生まれて、18年を過ごしました。

しかし今や、東京での生活は13年ほどを数え(一部神奈川を含む)、故郷で生活した期間を猛追してきまいます。

 

それでも、この先東京での生活が、故郷で生活した18年を上回ろうと、たとえ倍になろうと、故郷への思い入れやこだわりが消えることはないでしょう。

なぜか。

要素としては、多感な青春時代を過ごしたこと、家族、付き合いの長い友人がいること。

そしてそうした要素を包含した、一つの街だということ。

既にここには論理を超えた理由があります。意地なのかもしれない。

 

18歳で故郷を離れてから、蒲郡での自分の時間は止まっているような感覚。

それはとてつもなく歯がゆいもの。

帰るたびに、少しずつ勝手に表情を変える街に対する寂しさと切なさと。

 

そんなことを思いながら、次のステップに向けた仕込みを始めます。

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