no pleasure, no life(旧ブログ名:まちづくり、例えばこんなふうに)

意固地になるほどに"まちづくり"が気になって仕方ない。自分の関わったまちづくりの活動・調査の記録を中心にしつつ、"都市""街の変化"の話題など。 Keyword→まちづくり/都市計画/荒川区町屋/蒲郡/豊橋/三河/谷中

町内会の活性化戦略検討プロジェクトを始めました。

3年半前にこのブログを始めた時から気になっていた、町内会・自治会という存在。

さらに遡れば大学3年生の頃から意識をし始めた、単身者にとっても眼前に広がっているのにまったく手の届かない存在

ここにきてようやく、そんな町内会と一緒にまちづくりに取り組めることになりそうです。 f:id:phantom_gon:20170920011826j:image

 

 

これまで、町内会絡みでこんな記事を書いてきました。

いずれも、意識だけはあるものの積極的な行動が伴わず、具体的な成果にまでは至らなかった試みたち。

徒労な一方で、もちろん学んだことも多かった。

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町内会の課題 

なぜこんなにこだわっているのかと言えば、町内会が抱えている課題は、私の問題意識と共通しているのです。

それは、「既存住民と新規住民のちょうどいいカンケイとは何か?」ということ。

 

町内会・自治会の由来を戦時中の大政翼賛会の末端組織としてか、はたまた隣組的な監視組織として見るかはともかく、地縁に基づくコミュニティというものは、近年再び重要性が見直されています。

よく言われるのは災害時の共助の受け皿、高齢者の孤独死問題といった課題解決の側面ですが、その他にも、地域に知り合いが増えることにより日々のQoL(生活の質)を高める効果や、行政ではどうしても細かく見ることのできない地域単位のきめ細やかな課題解決のカギを握っているのが、地域の最小単位である町内会だと思うのです。

 

しかしそれはあくまで机上のお話で、町内会の実際を見ると、理想的とはなかなか言えない状況のようです。

生粋の住民である高齢者のみによってかろうじて維持される運営には、単身者やファミリー世代を問わず若い世代が不在となっています。

地域の高齢化は、これまで可能であった祭礼や盆踊り、餅つき大会といった行事運営に支障をきたし、縮小化や外部委託化を余儀なくされ、町内会活動の疲弊と言われるような事態を生じます。

そこに、地域コミュニティを"面倒なしがらみ"として捉える傾向が重なり、担い手となりうる世代は離れていくばかり。

 

なるほど、溢れるモノによって基本的な生活の質は世帯単位だけで確保することが容易になり、町内会に相互扶助的な役割をあまり必要としなくなったのかもしれません。

さらに、平日はほぼ会社で過ごすような世代にとって、夜や土日の時間を投げ出してまで参加することもあるような町内会に対して、及び腰になるのも無理ないことでしょう。

しかし彼らも地域からの完全な孤立を望んでいるわけではなく、現代的な「ちょうどよい関係」を求めていると思うのです。

 

「担い手」としての新規世代を求める既存住民と、「適度なつながり」を求める新規住民は、確かにいます。

お互い反発しているわけではないのに、ちょっとした意思疎通の不足がこの事態を生んでいるのだとすれば、この間の「ちょうどよいカンケイ」を見つけることはとても大切だと感じます。

 

潜在的には片思いなのに、その糸口がなかなかない。

それが、都会的な地域コミュニティに生じている症状だと考えています。

 

これまでの経緯

そんな問題意識と、私の超個人的な「そろそろ地域に溶け込んで生活してみたいな」という思いが混じった結果、これまで中途半端ながらの取り組みを、先に挙げたように試みてきたわけです。

そんな反復は、個別には徒労に終わった部分も多いでしょう。

しかしここ町屋では、この一年半の間いろんな方向に種を蒔いてきた甲斐もあって、なんとか次のステップに移行しようとしています。

 

現在、具体的な町内会を対象に、そこの役員さんを筆頭に、同じく町屋地域に住むシニアや若者で戦略会議を結成し、前述したような町内会の課題を解決して活性化を図ろうとするプロジェクトを進めているのです。

 

これまで3回ほどの打ち合わせを重ね、対象町内会の圏域にお住いの方々の考えを把握するためのアンケート調査を実施しました。

結果は町内会報としてまとめられて全戸配布され、地域に「おや、町内会が何か動き出したな」というインパクトを与えられたのではないかと思っています。

 

アンケートプロジェクト

まずは、町内会圏域にお住いの方々が、どんなことを町内会に望んでいるのかという基本的なことを把握するため、アンケートを実施しました。

全世帯に対する調査はさすがに骨が折れるということで、まずは7月の町内会イベント「納涼会」へ来場してくださった方々に向けて。

 

A4両面程度の、簡単な調査票を作ってみました。

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(調査票の冒頭部分)

 

集計し、分析。

やはりサンプル数は少ないので統計的な何かが言えるわけではありませんが、町内会として変わり始めたということを少しでもアピールするため、町会だよりのアンケート特集号を発行しました。

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(アンケート結果を知らせる町会だより)

 

当面の狙い

当面は、地域コミュニティの防災面での役割を強調しつつ、若い方々にも参加しやすい町内会の土壌づくりに向けた戦略を練っていこうと思っています。

自主防災組織とか地域防災計画とか、そのあたりがキーワードになってくるのか。

はたまた、もっとロハスでオシャレな活動に手を広げていくべきか。

 

とにかく面白いプロジェクトになりそうなのは間違いないので、このブログで引き続き発信していきます。

【明日が発表会らしい】蒲郡地域活性化プランコンテストは蒲郡地域を活性化させるか。

故郷・蒲郡を舞台にした素晴らしい取組があるようで、蒲郡人の端くれとしてとても嫉妬しています。

 

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蒲郡地域活性化プランコンテスト

 

どんなコンテストなのかと言えば。

全国から約20名の大学生を蒲郡に集め、2泊3日の合宿形式蒲郡地域活性化プランを考え、
それを最終日に審査員や市民の皆様に発表をするプランコンテストです。
運営は地元出身の学生や地元の大学に通う大学生を主体とした若者主体で行う、
大学生の、大学生による、蒲郡のための地域活性化プランコンテストです!

公式サイトより)

なるほどなるほど。 

合宿形式のグループワークで案を練り上げるということは、小布施若者会議やリノベーションスクール、さらにはハッカソンのような短期集中型の取組ということでしょうか。

 

ホームページなどを見る限り、蒲郡を舞台にしたここまでの前のめりな取組を私は知りません。

どんな主体がこのプロジェクトを進めているのでしょうか。

主催:蒲郡地域活性化プランコンテスト実行委員会
後援:蒲郡市 
   一般社団法人蒲郡青年会議所
   形原観光協会
   東京大学×博報堂ブランドデザインスタジオ

 

ん?

何やら母校と大手広告代理店の名前が。。。

 

改めてこうした取組は、蒲郡に対して思いがあるものの具体的なアクションを起こせていない身としてはとても歯がゆいものの、やはりとてもとても嬉しいのです。

全国から若い知恵が集まってきて、3日間蒲郡のことを真剣に考えてくれる。

そこで生まれるアイデアが貴重であることはもちろん、そのアイデアが"その場で生まれた"というストーリーそのものもとても重要になってくるでしょう。

 

ホームページ情報からは読み取れませんが、コンテストで競い合ったアイデアソーシャルキャピタルを、実際に活かして次のステップに進める仕組みがあると良いな、と切に思います。

どうなんだろ。どうなんだろ。

 

ともあれ、最終発表日は明日、9月18日(月)14時から、蒲郡駅前の蒲郡信用金庫本店にて。

gamagakucontest.com

実に12年ぶりに手筒花火を放揚することになった。

私の出身である愛知県東部には、手筒花火という文化があります。

言葉よりも写真が伝わりやすいと思うので、こちらをご覧ください。

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 (経済産業省「Find/47」より)

 

この写真超かっこいい。。。 

 

www.city.toyohashi.lg.jp

 

そういえば2年半ほど前に、関連する記事を書いてましたね。

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この花火を、12年ぶりに放揚できることになりました。

どういうことかと言えば。

 

かつては豊橋市を中心に広範囲に手筒花火の文化があったらしいのですが、今やこうした地域文化も縮小の一途を辿っています。

例えば私の故郷である蒲郡市においては、手筒花火のあがるお祭りは非常に限定的。

近年問い合わせたところ、氏神様である竹谷神社では"ヨウカン"という小さな手持ち型の手筒花火があるのみのようです。(知らなかった)

その結果、私は高校卒業するまで手筒花火という存在を知りませんでした。

抱きかかえる形の手筒花火を放揚するには、蒲郡市では難しそうだった。

 

一方で、豊橋市では手筒花火の文化が今も強く残っていて、各地の神社の普通のお祭りで放揚されています。

大きなものは吉田神社や羽田八幡のほか、全市的なイベントとして行われる炎の祭典といったものもあります。

 

www.toyohashigion.org

www.honokuni.or.jp

第22回炎の祭典[豊橋商工会議所]

 

そんな中、豊橋市の小浜神社というところのお祭りではオープン参加枠(もちろん紹介ありきですが)を受け付けており、今回の参加のはこびとなったわけです。

この小浜神社、実は12年前(2005年)に手筒花火を初めて放揚した神社で、感慨深いものがあります。。。

 

先日、その準備作業として縄巻きというものを体験してきました。

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小浜神社のお祭りは10月7日(土)8日(日)の2日間で、手筒花火があがるのは土曜日の夜です。

 

経験的にこの花火は、放揚の直後に"男を上げた"ようになる爽快感が特徴的で、頭がスッキリしたり、モヤモヤしたものを晴らしてくれる力があります。

今回の放揚で、また一つ脱皮できたら。

荒川区再入国1週間の出会い

荒川区民となって、はや1週間。

この間に知り合った荒川区民の数は、7名を数えます。

 

 

あらかわらいふ発起人

いつかこのブログでもご紹介した、荒川区の地域情報をつまみにした相互コミュニケーションが行われているウェブ空間。

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今回は荒川区生涯学習課の方の紹介で、あらかわらいふの発起人の方にお会いすることができました。

「(仮称)町屋サミット」についてご相談させていただき、荒川区で地域活動を始める上での様々なアドバイスをもらいました。

 

荒川コミニティカレッジをなんと2度も修了されているというパワフルなお方。

なおかつ、荒川区での地域活動の他に、東京の町歩きを開催するNPO法人まで立ち上げられています。。。。

東京を再発見する会 トップページ

 

「(仮称)町屋サミット」のスピーカーとして、ノドから手が出るほど招聘したい巨人です。

 

そして、お会いしている中でこんな発言をされました。

「明日、コミカレに乱入して企画の告知してしまいません?」

 

お、急展開。

 

荒川コミュニティカレッジ7期生(クリエイティブコース)

荒川コミュニティカレッジとは 荒川区公式ホームページ

そんなわけで水曜日は、サンパール荒川で開催されているコミカレの講座に、コミカレ修了生2名とともに殴り込んできました。

名目上の目的は、「(仮称)町屋サミット」の企画を告知して賛同者を募ること。

そして裏の目的としては、開講後間もないためにいまひとつ受講生同士の交流が発生していないコミカレの雰囲気に、お節介なくさびを打ち込むこと。

 

※コミカレ開講場所であるサンパール荒川から徒歩2分の場所にちょうどよくサイゼリヤがあるものの、日が浅いため今期は会食場所として使われずにいた(らしい)

 

講義修了5分前に会場入りし、活動紹介と自己紹介。

そして、「とりあえずサイゼリヤ行きません?」のお誘い。

 

フタを開けると、6名のコミカレ生が来てくださいました。

自己紹介したり、荒川区在住歴を伺う。どうやら今期は生粋の荒川区民というのは少なめな印象です。

 

そして肝心の「(仮称)町屋サミット」について説明したところ、なんとか興味持ってくれたのかな、、、という手応えでした。

むしろ嬉しかったのは、企画への賛同よりも、”とりあえずやってみましょうよ!”という声が聞かれたこと。

 

そうなんですよね。

能書きとか体制の検討とか机上でいくら考えても、実践に勝るものはありません。

むしろ、考えたり準備しすぎてヘタに膨らんだ結果、意思決定が遅れたり面白くなくなったりなんてこともありそうです。

細かいことは、走りながら考えればよいか。

 

加速させていきますよ。

正式な荒川区民となりました。

ついに、引っ越しました。

新居は、町屋駅から徒歩10分以内の賃貸マンション。

 

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半休を取得し、町屋区民事務所で転入の手続きを行ってきました。

荒川区はこうした出張所でも転出入の手続きができるのがありがたいです。

青葉区は区役所本庁だけしかできなかった)

 

手続きとは言え、単身のためか、ものの5分もかからずに終了。

この儀式だけで、3年4ヶ月ぶりの東京都民、6年ぶりの荒川区民に復帰です。

 

転入者向けの資料一式をいただく。 

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まずは西川区長からの歓迎の言葉。

 

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荒川区の「わたしの便利帳」。

荒川区ライフを送る上でのトリセツのようなものですね。

ブランクが長いので、とりあえずこれを熟読して遅れを取り戻さねばなりません。。。

 

新たなアドベンチャーの、幕が上がります。

とよはし駅前『まちじゅうステージ』ワークショップが開催されました。

豊橋駅前でエリアマネジメント体制を構築するための準備会として、「豊橋駅前大通地区まちなみデザイン会議(駅デザ会議)」の中にエリアマネジメント検討部会(エリマネ部会)が発足しています。

ekidesign.info

 

発足後にエリマネ部会は2回開催され、第1回では「エリマネとは?」ということでエリマネの目的の共有を、

ekidesign.info

 

第2回では、「さて、それでは現在豊橋駅前エリアでどんな場所と活動があるのか?」をワークショップ形式にてあぶり出しました。

ekidesign.info

 

そしてこれらに続く第3回にあたるのが、今回の拡大ワークショップというわけです。  

ekidesign.info

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駅デザ会議サイトより)

 

今回のワークショップでは、参加者をエリマネ部会の会員以外にも拡大して募り、豊橋駅前でどんな活動をやってみたいか?””そしてその活動のためにはどんな場所があるか?”ということについて、アイデアを出し合いました。

 

会場はとよはし芸術劇場PLATの小ホール。

なんと、地べたに直接座って。笑

車座になって豊橋駅前の大きな地図を囲んで、当日初めて会った人同士で、ここが面白いんじゃないか?こんなことをしたらよいんじゃないか?と議論する様子は、今までになかったつながりを生み、新たな連鎖が産まれることを予感させました。

 

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(アイデア共有の様子)

 

合計80名以上の方々が集い、豊橋のまちなかを盛り上げるためのアイデアが共有されました。

街には面白い人は考える人たちがいて、活動のステージを求めているのだと確認できました。

 

豊橋、面白くなりそうです。

【荒川区民拡散希望】荒川区景観まちづくり塾2017はきっと面白くなるという話。

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このブログでも何度取り上げていますが、7月29日より2017年度の荒川区景観まちづくり塾」が開講されます。

今年はポスターも一新され、全体の日程まで開示されています。

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 開講はもう少し先なのですが、

「今年度のカリキュラムはどうしようか?」

「どんなコンセプトで進めようか?」

というディスカッションを、荒川区と景観まちづくり推進委員会(中間支援組織)、それと2016年度受講者の間で2回ほど重ねているという状況です。

 

というのも、今年度のグループワークをどうしていくのかについて、まだ確定的な段階ではないのです。

 

 

今年度はこんな感じ(だと思います)

そんな事情から、正直言って今年はどんなものになるか想像できてません。笑

なので昨年度の経験をベースにお話を。

 

【前半】まずは座学です

カリキュラムの前半は座学で、学識経験者や行政担当者、活動家を招聘しての話題提供がメインとなります。

今年のラインナップは、以下の通り。

 

  1. 7月29日 篠原修東京大学名誉教授、GSデザイン会議代表)
  2. 9月16日 ???関東学院大学名誉教授)
  3. 10月14日 荒川区防災都市づくり部都市計画課/川原課長、永澤係長
  4. 10月28日〜 岡田 智秀日本大学理工学部まちづくり工学科教授)

 

初回の篠原修先生は、土木の景観系の御大です。

建築家でもある内藤廣東京大学名誉教授)の師匠筋にあたる方で、景観まちづくり塾の顧問でもあります。

www.groundscape.jp

 

9/16の講演者は、リーフレットのリリース時点では調整中となっていたのですが、本日の打ち合わせで情報が出されたので少しだけ。

河川の専門家の方のようです。

 

10/14は毛色がやや異なり、「ところで荒川区区政では。。。」という感じです。

荒川区平成24年3月に策定された『荒川区景観計画』について、行政職員の方々が説明いただけます。

 

そしてワークショップに入り、日本大学まちづくり工学科の岡田智秀先生によってグループワークが進められていくとになります。

岡田先生の専門分野も親水空間なので、初回の話題提供としてはそちら寄りになるんでしょうかね。

www.town.cst.nihon-u.ac.jp

  

参考に、昨年度の第2回の様子を。

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 わー、偉そう。。。

 

この前半の座学部分は、塾というよりは連続講演会といったほうが正確なので、参加者同士の交流は生まれにくい形です。

ただ、今年はそこに風穴を空けるような取り組みがあるとかないとか。(後述)

 

【後半】グループワークから始まるまちづくり

座学が終わった後は、グループワークです。

昨年度の例では、荒川区内の4つのエリア(尾久、町屋・荒川、日暮里、南千住)に対応したグループ分けを行い、街のスポットをまとめたマップづくりをしました。

 

前半の座学では置きなかった、受講生同士の横のディスカッションがここから発生します。

自分の住む街の良いところ悪いところを、あーでもないこーでもないと言いながら着地点を探っているフェーズであり、老若男女が上下関係なしに議論することができるこのフェーズにこそ、塾の醍醐味があると言っても過言ではありません。

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(昨年12月のプレゼンの様子)

 

先ほどの記事のテンションが低めだった反面、グループワークを経た塾の終盤では明らかに満足度を感じている私がそこにいます。。

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さらに、受講者さんのスタンスの変化(一部を除いて)も見られるようになります。

どういうことか。

 

行政が開催するこうした講座は一般に、受講者のお客様化現象が起きがちです。

もちろん、受講を決める際は"よし、学んでみるか"という目的・目標意識なのでしょう。

ですが、いざ現場に来ると、行政職員の過剰に恭しい態度や、日頃感じている行政への不満が相まって、

「来てやったんだからしっかりと運営しろよ」「無理な要求にも答えろよ」

という態度に変わりがちなのです。

納税か何か知りませんが、これは明らかに、悪い意味での"お客様"です。

攻撃的な陳情や横柄な要求が、行政を動かすことはあり得ません。

また、行政を動かさないが故に、受講者の満足度も低下する、という負の循環もあり得ます。

 

これが、グループワークを開始して自分達が考えなければいけないフェーズになると、面白いほど変わるのです。

多くの方が真面目に、おらが町について考えて発言するようになる。

長年住んだ方の発言は、自虐も多いですが含蓄も多いです。

そして、余所者の発言も聞き入れてくれる度量があります。

 

このグループワークから、まちづくりが始まるのです。

 

今年の目玉企画

①船に乗れる

隅田川リバークルーズをするようです。

岩淵水門付近から、国の保有する災害対策支援船とやらに乗って、川について学ぶとのこと。

なかなかなさそうな体験です。

 

www.ktr.mlit.go.jp

②ディスカッションを多めにとる(かも)

個人的にはこちらのほうが重大だと思っています。

昨年は、座学の後にすぐにグループワークに入ったのですが、その後ほとんどグループ内での議論に終始してしまった結果、異なるグループワーク同士の交流が発生しないという課題が発生していました。

 

そんな背景から、"いや、受講生同士の交流こそ重要であり、そこを充実させることでグループワークの質自体も向上するのではないか?"という意見が、受講生の中より上がってきたのです。

 

 提案の内容は、以下のような感じです。

① グループワークはカリキュラム後半ですが、前半の座学のタームから15〜30分程度のディスカッションタイムを設ける

② その時間は、「まちづくり」「景観」などをキーワードに答えのないテーマを取り上げてディスカッションすることで、議論と相互交流の練習をする

 

テーマは「木造密集市街地をどうするべきか?」といったカタいものから、荒川区にスタバは必要か?」といった柔らかいものまで実に幅広く検討されています。

こんなコンテンツが、初期から組み込まれるかもしれません。

 

ところで、まだ参加応募してない?

コミカレと違い、参加費は必要ありません。

荒川区で何かしたいなー」と悶々としている方にとっては、よい第一歩目になる講座だと思います。

 

公式サイト上では応募締め切りを過ぎていますが、7/14現在でご新規さん5名しかいないようです。(区担当者情報)

昨年度から引き続きの方々は19名おられるのですが、そんな人数構成も悲しいじゃないですか。。。

 

奮ってご応募くださいませ。

荒川区景観まちづくり塾2017 荒川区公式ホームページ