たしかにこのCMは良いなと思ったので
2分のCM。
ふーんと思いながら見てると、なかなか思ってもみなかった展開になります。
それは、モヤモヤを代弁してくれる、とても溜飲の下がる展開でした。
うん、そうだ。すべての人生が違って、すべてが素晴らしい。
”みんな違ってみんな良い”ということ。
小学生並の倫理感、道徳的な命題ですが、社会に出てより大きな流れの中に入っていく時、驚くほど価値観や固定観念が周りに規定されてくることに気づきます。
自分の生き方はこれでよいのかということは、なかなか自分一人で納得してあげることは難しい。
なら何かと比べて、ということになるのですが、ネットやSNSの普及に伴って、その比較対象が無限となり、異端であったり劣等な自分を許してあげることができなくなってしまうこともあるでしょう。
そんな時、”すべての人生が素晴らしい”という言葉が痛いほど沁みます。
この広告がリクルートであることに奇妙な感情を持ちますが、逆にそのことに意義があるのでしょう。
そんなことを、友人の以下のエントリから思ったのでした。