防災と景観のマップづくりを進めています - 「町屋銀座まちづくり? 第16回」
またまた、荒川区景観まちづくり塾のお話。
過去記事はこちらになります。
さて、この講座も残すところ2回になっており、今回11/12(土)と12/17(土)のグループワークのみとなりました。
このグループワークの後、来年3月3日に開催予定の荒川区景観シンポジウムにて成果発表・修了式を迎える日程となっています。
現在のフェーズとしては、受講者がお住まいのエリアを基本とした4グループに分かれ、それぞれのエリアで気になる景観・防災資源を抽出したマップづくりです。
4つのエリアとは、
A 荒川・町屋地域
B 南千住地域
C 尾久地域
D 日暮里・三河島地域
となっています(だったかな?)
地域にある防災上の情報、例えばどこに災害時危険な箇所があるとか、どこにマンホールトイレやかまどベンチが設置された防災広場があるとか、、といった情報は、いわゆる防災マップにはもちろん記載されているのですが、その防災マップ自体が身近でないためにいざという時に活用されるかどうか不安視されています。
その例えとして。
岡田先生曰く、『東京都からみなさん配布された防災ブック「東京防災」、どこにありますか?』
確かに優れたものができた。
前例のないスタイリッシュなデザインで、”防災”を、誰もが手に取りたくなるものになるようなイメージ戦略は、一定の成果があったのでしょう。
しかし、それらもいつの間にか捨ててしまったり、どこかにしまったままになっていたり。
いざという時にすぐに手に取れる存在とするためには、それを日常の中に近づける必要があるのです。
さて、今回。
そんな”防災”を、"景観"と組み合わせることで、日常に引き戻そうということ。
日常的な残したい景観と防災上の課題を同じマップに落とし込むことで、 より持ち歩きやすいテイストにしようというところのようです。
うん、いろいろここまで書いてみて申し訳ありませんが、
このあたりの理念まったく理解できておりません。。。
なんで景観を加えると防災が身近になるのー
。。。まあ、地域の方と繋がることができれば良いのです。
当グループでの作業はこんな様子。
町歩きの内容をもとに、それぞれが考える気になるスポットを付箋に書いて地図上にプロット。
長くお住まいの方のご意見なだけに、未知との遭遇の多さが嬉しいです。