平成29年度荒川区予算案を読むと「ゆいの森あらかわ」の情報が少しだけわかるという話。
平成29年度荒川区予算案が公開されました。
(荒川区HPより)
基本的に予算案は"案"でしかないので、区議会で議決されるまでは予算としての効力を持ちません。
極端な話、平成29年4月に入っても予算案が議決されていなければ、行政組織はお金使えないわけですね。。
さて、この予算案を読んでみると、なぜかヴェールに包まれてしまった「ゆいの森あらかわ」についての情報を少しだけ掴むことができます。
多彩なオープニングイベントがあるらしい
例えば、予算案リーフレットには、こんな情報が。
(荒川区HPより)
3月26日はまあ周知だと思うのですが、"オープニングイベント"とな。
"オープニングイベント"と言っても、イコール開館初日のイベントというわけでは多分なく、きっと"オープニングスタッフ"みたいな幅のある意図の"オープニング"だと推察されますが、やっぱり何か催されるということを知ってなぜか安堵しています。
東京藝術大学と連携した何かがあるらしい
続いて、予算案概要にはこんな情報も。
(荒川区HPより)
きたきた!大学とのコラボレーションはとても刺激的な気がします。
しかも、天下の藝大さんなわけですよ。
何をするかという点については、予算案の記述だけだとふわふわした印象。
”アートフェスティバル”も”ワークショップ”も罪のないワードですが、"産学連携"ばりに使い古されただけにもう少し情報が欲しい感は否めません。
ちなみに荒川区って、10年近く前に藝大との連携に関する合意書を交わしてるんですね。
東京藝術大学と芸術・文化振興のための連携に係る合意書を締結いたしました 荒川区公式ホームページ
運営初年度は1億7000万円が計上されてます
タイトル通り。
ちょっとこればかりは内訳を見ないとよくわからないのですが、直感的に大きな予算が充てられているなあという印象です。
記述されてる内容には目新しいものはなし。
その他
そのほか、予算案から気になるものを並べてみる。
日暮里区民事務所のリニューアル
区役所の出張所としての区民事務所は各地にあるのですが、日暮里繊維街にある日暮里区民事務所のリニューアルが行われようとしています。
なんと区民事務所としての機能だけでなく、繊維街をPRする拠点にもしてやろうというもの。
(荒川区HPより)
パースが秀逸なのです。
こんな感じ。
水着。。。?
荒川遊園リニューアル
23区唯一の区立遊園地である荒川遊園がリニューアルされます。
行ったことないですが。。。
建設通信新聞で記事にもなっていますね。
kensetsunewspickup.blogspot.jp
予算案からは、こんなところでしょうかね。