紙芝居師の三橋とらさんがゆいの森あらかわで尾久初空襲を演じますよという話。
最近、荒川区内の至る所でこんなチラシ見かけませんか。
これ、「尾久初空襲を語り継ぐ」という催しのチラシです。
町屋でも尾久でも、はたまた南千住でも見かけるもんだから、てっきり区役所またはACC(荒川区芸術文化振興財団)あたりの主催イベントかと思っていました。
、、、マジで思っていたのですが。
主催
尾久橋町会付属「尾久初空襲を語り継ぐ会」
これを見て正直たまげました。
いち町会を母体にした催し事が、区の後援を受け、会場としてまさかゆいの森を使用するとは。。。
調べるとすぐにわかったのですが、荒川区の尾久は、第二次世界大戦で初めて本土が米軍の空襲を受けた場所なんですね。
それが1942年4月のことで、今年は被災から75年になるということでのこのイベント。
一方でイベントを紹介するウェブ媒体はないようで、検索してもちょうどよいものが引っかかりません。
そんな中、過去の取り組みと見られる記事を発見しました。
地元でも最近まで語られることがなかった「尾久初空襲」から七十五年の今年、荒川の三十代の女性が数少なくなった体験者から話を聞き集め、紙芝居にした。
(上記記事より)
なんと。
今年の4月頃に、荒川区の紙芝居師三橋とらさんが、体験者の語りを集めて作った紙芝居なのです。
これは貴重。気になります。
さらに、三橋とらさんご本人のブログも。
紙芝居の制作にかなりの苦労をされたことがわかります。
そんな三橋とらさんの紙芝居のほか、合唱と講談も含まれるこの企画は、
12月10日(日)午後1時から、ゆいの森ホールにて。