2017-01-01から1年間の記事一覧
書き出すと内容が増えてしまい、第3回目になってしまいました。 前回までで述べてきたのは、どちらかと言えば行政組織の閉鎖性でした。 しかし、行政の存在意義は、民間事業者では担うことが困難な"公共"という領域を担うことであり、それは開かれているも…
phantom-gon.hatenadiary.com さて、間があまり空かないうちに第2回を書いてみます。 今日は、行政事務を貫く価値観である"決裁主義"について。 第2回 決裁主義とは 決裁主義の影響 議会答弁 決裁主義とは 役所では、意思決定をすることを決裁と言います。…
phantom-gon.hatenadiary.com 住居表示により町の線引きが変わっても、土着の信仰心まで機械的に線引きされることはありません。 町会や氏神信仰の範囲はそのままであることが多く、ある町丁目の一部だけ信仰する氏神が違ったり、区界を跨いだ氏子組織が存在…
年度末の仕事ラッシュにさっそくロックオンされ始めた私です。 ちゃんと三連休したかった。。 さて本日は、特有の意思決定のメカニズムをはじめとした、行政組織の特殊性について書いてみたいと思います。 始めに立場を明確にしておくと、この発信を通じて行…
まちづくりって何なのさ。 流行りのリノベーションまちづくりもコミュニティデザインも、ややクラシックな行政介入型まちづくりも、まちおこしも村おこしも、何もかも、まちづくり。 自分が一番こだわってたような気がするけど、なんかもう定義とか種類とか…
今回の年末年始は地元でゆっくりしていました。 父母それぞれの在住地がスプリットしているせいで、やや移動時間に割合を割くということはありましたが。 それでも、友達と会って遊んだり飲んだり、親族の集まる場に顔を出したりと、一通りの自分的恒例行事…
さて、このシリーズもそろそろ終えましょう。 私は2016年7月末をもって、勤続2年4ヶ月の役所を退職して民間人となりました。 その背景を説明するために、役所における建築系技術職員としての働き方をレビューしてみました。 ややマニアックかつ、冗長な文…
今日は第3回。 役所の営繕業務のうち、設計業務の後に発生する工事監督業務について書いてみます。 第1回、第2回はこちらからどうぞ。 phantom-gon.hatenadiary.com phantom-gon.hatenadiary.com 工事請負契約 工事監督≠現場監督 監督員の具体的な実務 現…
無事に新しい年が明けましたね。 ありがとう2016年、2017年これからよろしく。 2016年→2017年のカウントダウンは、愛知県蒲郡市の生家近くの氏神様「竹谷神社」にて過ごしました。 ちなみに生家は既に売却されており、ありませんが。。 年明け直後の竹谷神社…